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山下寛人オフィシャルブログ

オイシックス株式会社 執行役員 システム本部長 山下寛人の公式ブログです。

スクラムでは遅すぎる

ブログ
「スクラムでは遅過ぎる」との声も。Google主催『Startup Tech Night』で聞いた、少人数で高速開発を進めるコツ

やや釣り的なタイトルがついていてアクセスランキングが先日1位になっていました。これを見てなにっ、そんなに早いのか!と思う人はスクラムをよく知らないのではないかと思います。もしくは実際にやったことがない。

スクラムは開発をすごく早くするような手法ではないと思います。スクラムアジャイル=柔軟かつ早い、というイメージがありましたが本などでやり方を見た段階でそうでもないことがすぐにわかります。かかっている工数を半分にするとか3日でリリースとかそういうたぐいのものではありません。

そもそもスプリントが標準的には4週間か2週間なので少なくともそれの数倍の期間の開発が前提になっています。3日や1週間で開発するものには適用しても仕方ないです。かかる工数を劇的に減らす仕掛けもありません。

私の理解では従来型ではPMがWBSでタスクを分解して開発者にアサインして進捗管理するという上からの管理でそれぞれの開発者が窮屈な思いをしながら仕事をするスタイルなのに対しスクラムはそれぞれの開発者の自主性を尊重することで生産性を上げようということなんだと思っています。

最近ではかんばんが機能し出したことによって、柔軟性も上がった気がします。ユーザビリティテストをしていろいろ変更すべきところが見えたらそのタスクをぴゅっとふせんに書いて壁に貼って他のタスクとの優先順位を比較してじゃあこれを入れ替えよう、みたいに動けるようになりました。実際にはもっともっとたくさんいろんなタスクが出てくるのですが結構それについていけています。