山下寛人オフィシャルブログ

オイシックス株式会社 執行役員 システム本部長 山下寛人の公式ブログです。

文化

最近ITの分野でも文化というものが

重要になってきていると思います。


SNSでは機能の競争もありましたが

どれだけ拡大できたかどうかは機能

以外のところにあったのではないかと

思います。

Facebookはコンセプトが卒業アルバム

です。そのため実名で検索できることが

重要で、実名で登録し、本当の知り合い

だけを友達にするルールになっています。

これは機能では制限できません。

しかしこのルールが文化を作りそれが

多くのユーザーに受け入れられて普及

したのだと思います。


なぜ、LINEだけこんなにブレイクしたの

だろうかと考えます。

LINEより前にはほぼ同じチャット機能を

持つカカオトークがあり、若者にちょっと

流行りかけました。

それがカカオかLINEになり、いつの間にか

みんなLINEになっていました。


なぜか?

LINEを使っていると、どういうわけか

メールでやりとりするよりみんなテンポが

早いです。

そこにLINEの特徴として挙げられる既読が

あるのではないかと思います。

みんな既読を気にしてテンポを早くしている

わけではないと思います。

しかし既読があるから早く返信しないと

いけないと思う人がある程度の割合いると

全体としてそういう文化になるのではないか。

結果としてLINEだとみんなテンポ早くやりとり

するので楽しく使え、普及したのではないかと

思います。


もうちょっとデベロッパー寄りのものだと

subversionとgitがあります。

バージョン管理という機能としては大きく

違いはないと思います。

Linuxのように1万人規模で開発する場合には

中央サーバーに負荷が集中するのでsubversion

ではきついというところからgitが生まれたと

理解していますが、そんな大規模でないところ

でもgitが支持を得ているように思います。

ここでも僅かな機能の差が文化の違いを

生んでいるのではないかと思います。

つまりP2Pでプルリクというところが

ソーシャルコーディングな雰囲気を作る

のではないかと。

そういう雰囲気的なところから変えることで

開発のテンポを上げるためにgitに移行

することを考えてもよいでしょう。