山下寛人オフィシャルブログ

オイシックス株式会社 執行役員 システム本部長 山下寛人の公式ブログです。

オブジェクト指向は滅びたのか?

最近採用面接をたくさんしているのですが

オブジェクト指向を知っている人が本当に少ない。


UMLも知らない。

世の中ではオブジェクト指向は忘れられてしまって

いるのではないかと思えるくらいです。

その要因について考察してみます。


・必要性が少ない

オブジェクト指向で作らなくても動くものは

出来上がります。

バグもなく、パフォーマンス要件を満たすことも

できます。

したがってある意味ではそんなに必要でないと

いえます。


・設計手法が確立していない

プログラムのデータと処理をどのように

オブジェクトとしてとらえるかは構造化プログラミング

のような機械的な手法ではできません。

設計にはセンスが必要です。

また試行錯誤が必要でこんな感じでいけるかなと

思っても作っていくうちにいろいろ違和感が

出てきたら設計に戻ってクラスを捕らえなおしたり

することもよくあります。


・Web+DBシステムに向いてない

OO的には画面に表示しているボタンやらパーツを

オブジェクトとしてとらえるのが向いていますが

WebだとHTMLになるのでまずそこがとらえにくい。

ORマッパを使わないとDBのデータもオブジェクトに

ならないのでオブジェクト指向設計がしにくい。

DBはデータだけにしてそのデータとビジネスロジック

分離しておきたいと思う人も多いようです。


しかし今日のメジャーなプログラム言語はほとんど

オブジェクト指向です。

JavaAPIStrutsHibernateなどもオブジェクト指向です。

オブジェクト指向で設計されたクラスは使う人に

とって優しいのです。

オイシックスでは今までの記事で述べてきたような

メリットがあるのでこれからもオブジェクト指向です。


オイシックスに応募に来る方はシーケンス図くらいは

書けるようにして来てください。