山下寛人オフィシャルブログ

オイシックス株式会社 執行役員 システム本部長 山下寛人の公式ブログです。

メールサーバーSSDで超高速化

先日メールサーバーをSSDにリプレースしたところ超高速化したので

簡単にレポートします。

サーバー構成

マシン ・・・ Dell R300 Celeron 1GHz HDD80GB RAID1 mem 1.5GB
OS ・・・ CentOS 5.2
主な利用パッケージ
postfix
dovecot
mailman
apache
clamav
heartbeat
drbd
squirrel mail

heartbeat+DRBDでコールドスタンバイのクラスタ構成にしています。

パッケージはyumでインストールしています。

運用状況

同時使用ユーザーは100人程度だと思います。

ユーザーによってPOPを使う人とIMAPを使う人がいます。

IMAPのプロセスは多いときで70以上になっています。

パフォーマンスネック

導入当初からパフォーマンスがネックになっていてmailmanをチューニング

するなど何とかやってきましたがユーザー数が増加し限界を超えることが

多くなってきました。

ロードアベレージが130を超えメーリングリストの配信が数時間遅れることも。

ボトルネック分析

topで見たときにiowaitがネックになっていることは明らかでした。

I/OではDRBDの可能性も考えられました。

しかし

DRBD本家の情報で、パフォーマンスはそのままのディスクと大きく変わらないこと

実際に運用している会社の経験でもそのままのディスクと大きく変わらない

2台のサーバーの一方を落として同期を止めてもパフォーマンスが変わらない

ことから、ディスクそのものの可能性が高いと判断していました。

導入

ディスクはインテルのものを使いました。

Intel X25-M Mainstream SATA SSD (SSDSA2MH160G2C1)

装着する際には少々工夫が必要でした。

サーバーのディスクのケースは3.5インチのディスクを入れるようになっています。

マウンタをつけるとSSDが中央に来るようになりますが、SATAや電源の端子は

端にこないといけないようになっています。

そこで、ケースにビニールテープで固定しました。

これできれいに装着することができました。

さて、ディスクの入れ替えですがもともとRAID1だったので、片方のディスクを

外してつけかえてRAIDのリビルドで移行できました。

OS側は何も変更がいりません。

改善後

気になるパフォーマンスですが、ピーク時でもロードアベレージが2以下に

なりました。

以前はIMAPは動かなくなり、メール送信ではタイムアウトエラーになり、

mailmanの管理webも重くて仕方ありませんでしたが、見違えるように

早く動きます。

正直ここまで劇的に改善するとは思いませんでした。

SSDは寿命が短いという情報があるので気になりますが、一方で容量の

大きいものなら寿命が10年や何十年以上になりほとんど気にしなくてよくなる

という情報もあり、今後検証していきたいです。

今回デル純正のSSDがなかったし急いでいたので無理やり装着しましたが

今後は十分に選択する価値があるといえるでしょう。